十勝2×4協会

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技術・性能に加えデザインも進化 岡本建設

社長インタビュー

高橋部長
高橋部長
会社事務所
会社事務所
最近完成した住宅
最近完成した住宅
キッチンはリビングより数段高い位置にあるスキップフロア方式
キッチンはリビングより数段高い位置にあるスキップフロア方式
個性的な和室
個性的な和室
玄関
玄関
 
十勝2×4協会メンバーが建築途中の現場を見学
十勝2×4協会メンバーが建築途中の現場を見学

十勝2×4協会設立当初からの会員で、常に新しい課題にチャレンジし進化してきた工務店、それが幕別町にある岡本建設です。最近はIT機器も駆使してお客さまと楽しく打ち合わせができる仕組みも導入しています。高橋部長にお話を聞きました。

ツーバイフォー導入はすんなり進んだのでしょうか?

当社は1970年代に入った頃からツーバイフォー工法に注目し、十勝2×4協会の前身である日本ホームビルダー協会十勝地区会に加入、十勝2×4協会の設立メンバーとなりました。
合理性や住宅性能に大きな可能性を見出し、1983年頃には新築住宅をすべてツーバイフォー工法に切り替えました。ただ試行錯誤しながらですので、当時の現場は今とはかなり違っていたと聞いています。
今は狂いが出にくい人工乾燥材が当たり前ですが、当時はアメリカ・カナダから輸入される木材は人工乾燥されていないため水分を含んでいて重く、現場での仕事が大変でした。また、釘打ちのしかたも見よう見まねでした。
その頃、枠組壁技能士試験制度がスタートすると聞き、北海道で初めて開かれた1984年に現社長が受験し、試験に合格しました。この経験を通じて施工レベルが一気に上がったように思います。またこの頃から人工乾燥材が輸入されるようになり、当社もいち早く採用しました。1984年当時、当社の住宅は8年後に国が制定した新省エネ基準の断熱・気密性能を既にクリアしていました。
技術の向上で断熱性・気密性はランクアップしましたが、今度は室内結露の問題が出てきました。そこで海外製の24時間セントラル換気システムを標準採用したのが1986年です。
その後も冬場の乾燥による床鳴りや巾木の空きを防ぐために床を支える根太にTJIというエンジニアリングウッドを採用したほか、断熱性や耐震性に優れた2×6工法をいち早く標準採用するなど、「お客さまにとって良いもの」と判断すればどんどん採用しています。しかも価格アップは最小限に抑えていますので、現実的に手の届く価格でご提供できます。

技術やノウハウをお客さまにわかりやすく伝える方法は?

当社では、家を建てられる方の約7割がご紹介なので、建てた方から「少ない暖房費で暖かく快適」など直接住み心地をお聞きになっています。さらに現場見学会ではさまざまな工夫をしています。断熱や構造がわかるように一部の壁だけ断熱材の入り方などが見えるようにしたり、構造模型を展示したり、工事過程の写真を展示するなど、包み隠さずお見せするようにしています。一番大事だと思っているのは、シートの張り方や断熱施工など、完成した後見えない部分の施工です。ここが暖かさや耐久性の差につながると思います。
また、岡本忠社長の発案でタブレット型端末「IPad(アイパッド)」を2台導入しました。社内で工事進行の打ち合わせに使うと同時に、お客さまには見積書の説明や見学会会場での施工例プレゼンなどに大活躍しています。
当社は、不明瞭な見積にならないように根拠がご説明できる見積書を細かく作成しています。しかし、全体の分量が多く、工事内容や使われる資材についてお客さまに全容を説明するには、かなりの時間がかかり、全部をお客さまにご理解いただくのは正直言って大変でした。
ところがIPadを使うことで大きく変わりました。見積書に書いてある内容をご説明するときに、「この工事のことです」「この写真に写っている接着剤です」とIPadに読み込ませた工事写真を見せることでお客さまに興味をもって聞いていただけるようになりました。見学会会場では、当社の施工例写真をスライドショーで見せたりすることもできます。

非常にわかりやすい説明でしたが、「工務店ってつぶれたりしない?」というお客さまにどんな説明をしますか?

実際、当社もそのような問い合わせを受けたことがあります。その時は「信用調査会社でお調べになられたらどうでしょうか」とご提案しました。その後、お客さまは信用調査会社から情報を入手し安心し、当社で新築しました。十勝管外から移り住む予定の方だったので建てた方の評判などを回りに聞くことができず、不安に思って質問されたのだと思います。
当社はずっと黒字決算を続けて内部留保を確保するなど財務内容も安定しております。そのことは、信用調査会社で開示される情報をご覧になれば一目瞭然だと思いますので、お話ししました。
経営を安定させるために、大工を自社雇用し、年間建築棟数に上限を設けています。申し訳ありませんが、上限を越える受注をいただいた場合は翌年着工にしています。お客さまには少しご迷惑をおかけしますが、このことで年ごとに受注数が大きく違うという不安定さを避けることができ、大工も安心して仕事に打ち込めます。会社の経営基盤もこれで安定します。ムダをなくし、売上を安定させる。それが会社を長く続けるために必要なことだと思います。

今後取り組みたいことは何ですか?

今取り組んでいることは、性能・技術に加えてデザイン性の向上やインテリアの好みに対応することです。幸い当社には、私を含め20代、30代の社員がいますので、ベテランである専務や社長と連携し、若い感覚で優れた性能の家を建てる取り組みを進めることができます。デジタルIT化時代に対応したLANケーブル配線の標準化や、住宅プランに採風計画を取り入れることなども進めています。
当社では国が定める次世代省エネ基準よりワンランク上の北方型ECOレベルの断熱・気密性能を標準としていますが、地球環境や暖房費削減のためにさらにレベルアップしたいと考えています。このほか、道産カラマツ2×4住宅にも真剣に取り組んでいます。

会社情報

企業データ 1975年 創業
1982年 株式会社岡本建設となる
社内体制 社長・専務・部長・主任・大工8名、運転手1名、事務1名
合計14名
※有資格者 一級建築士、二級建築士、単一等級枠組壁技能士、インテリアプランナー、
増改築相談員、宅地建物取引士、BIS-Mなど
過去の実績 創業以来 累計660棟以上
過去3年間 平均20棟ぐらい
社名 株式会社岡本建設
住所 〒089-0614
中川郡幕別町緑町40番地32
TEL 0155-54-2733
FAX 0155-54-2651
HP http://www.okamoto-kensetsu.co.jp/
E-mail tokachi@okamoto-kensetsu.co.jp

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