十勝2×4協会

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先進住宅を建てる老舗工務店 赤坂建設

社長インタビュー

赤坂正社長
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第1回帯広市まちづくりデザイン賞を受賞した帯広事務所
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お気に入りの車に合わせた色彩が素敵
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十勝の風土に合ったデザインを心がける
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店舗もツーバイフォーでおしゃれに
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土間蓄熱工法によるパッシブソーラー住宅
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地元『ファーマーズ』のハンドメイド家具がマッチしたインテリア
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75年前に大型木造3階建ての病院を建築、35年前には道東第1号のツーバイフォー住宅を建てるなど、常に先進的な取り組みをしてきた池田町の赤坂建設。100年の歴史を数える十勝有数の老舗企業です。6代目社長であり、十勝2×4協会会長の赤坂正さんにお話を聞きました。

お父さんの仕事ぶりを間近に見て育ったと思いますが、赤坂社長は小さい頃から跡を継ぐという気持ちだったのですか?

長男なので回りからはそう思われていました。でも私は内心、パイロットに憧れていました(苦笑)。学校が休みの日は現場で仕事の手伝いをさせられるのが常でおもしろくなかったのかもしれません。小学生の時は釘拾い、中学生の頃は木っ端拾いをしてストーブの燃料にしたりして、材料をムダにしない心を学びました。高校に入るとツーバイフォーのフレーミング(建て方)を教わり、釘の斜め打ちなどを習うあたりから「これはおもしろい」と思いました。
父はツーバイフォー工法が日本で公開される前から、在来工法とツーバイフォーのミックス工法を独自に取り組んでいましたし、ツーバイフォー普及に命を賭けた人でした。私にはツーバイフォーの文字が入ったステッカーを「学生カバンに貼れ」と言い、先生が家庭訪問した時には、ツーバイフォーの宣伝を先生に熱心にしていました。後でその先生はツーバイフォーで家を建てられたようです(笑)。
高校を卒業後、憧れを実現するため思い切って航空自衛隊の試験を受けて合格、配属されるところまで話が進んでいました。でも、最後の最後で思いとどまって大学に入学し、建築の道に進もうと決めました。その後、成人式の頃に父が突然病死しました。寝ても覚めてもツーバイフォーだった父は、生き急いだのかもしれません。
母は自らトラックを運転し、現場で陣頭指揮をしながら社長として奮闘し、この危機を乗り越えました。私は働きながら大学に通って無事卒業し、後に5代目社長となる梅田和敬さんの下で現場仕事を手伝いながら準備し、若いうちに本場の技術を学びたいとカナダに武者修行の旅に出かけました。バンクーバーとエドモントンの2都市に2年間滞在し、設計事務所で本場のデザイン・技術を吸収しました。ここで、いろんな方との出会いがありました。カナダの高性能住宅技術を日本に紹介するキミ伊藤(伊藤公久)さんともこのとき出会いました。

海外で学んだことは、家づくりにどう生きていますか?

数年間海外にいたことで、日本を意識するようになりました。北米発祥のツーバイフォー工法ですが、そのまま使うのではなく、「十勝に合ったツーバイフォーとは何か」を常に意識するようになりました。風土とかかわる家づくり、そして10年、20年経っても飽きがこないデザインの家を目指しています。

家づくりの考え方は?

大工をすべて社員としており、お客さまにお渡しする家に最後まで責任を持つ体制を作っています。大工は全部で5名と数は少ないのですが、当社は「フレーミングマシン」という機械で壁パネルなどをあらかじめ工場内で組み立てており、大工の釘打ちの手間を軽減して少数精鋭で進めています。現場ではクレーンなどを使ってパネルとパネルを組み立てて合理化を図っています。
デザイン面では、北米や北欧のデザインをお手本にしながら、十勝の風土に合ったものにしています。たとえば、北米では複雑な屋根形状の家が多いのですが、雪の多い十勝では問題が出る可能性があるので、北米のデザインはそのままは採用していません。また、冬の寒さを考え、いち早く北欧の木製トリプルサッシを採用するなどの工夫もしています。
また、社員はすべてカナダで研修を受けさせ、本場の技術と国際感覚を身につけさせています。

今後挑戦したいことは?

北方型住宅ECOには継続的に取り組みたいですね。毎年新しい課題があり、それをクリアすることで技術的な成果も得られます。今年は道産材の活用が増えました。当社や当協会でも、道産カラマツ材を使ったツーバイフォー住宅に取り組み始めています。
設備ではオール電化以外に、CO2排出量が少ない「エコジョーズ」などのガス給湯・暖房システムの導入なども進めています。

これから家を建てられる方へ何かアドバイスはありますか?

お客さまには、「自分だけの家」ではなく「自分らしい家」を一緒にご相談しながら造り上げていきたいですね。お客さまのご要望と、デザイン・性能・耐久性などを考えた当社の提案をうまく組み合わせることでご満足してしただきながら資産価値のある家ができます。
最近、移住された方でやむを得ない事情で当社で建てた住宅を手放し本州に帰ることになりました。不動産会社の方が仮査定が終わって実際に家に来たところ、「こんなに状態がいいならもっと高く売れる」と査定金額を大幅に上げて広告を出したのですが、すぐに買い手が付いたそうです。これは家のデザイン、使っている建材や仕様、建て主さまのお手入れの状態などトータルで評価されたのだと思います。


会社情報

企業データ 1912年 創業
1982年 株式会社赤坂建設となる
社内体制 社長・会長・専務・部長・主任、大工5名、人夫2名
合計12名
※有資格者 二級建築士、単一等級枠組壁技能士、インテリアプランナー、増改築相談員、宅地建物取引士、BIS-Mなど
過去の実績 創業以来 累計500棟以上
過去3年間 約10棟(大規模増改築含む)
社名 株式会社赤坂建設
住所 〒083-0001
中川郡池田町旭町2丁目5-4
帯広市東2条南27丁目2-2(帯広事務所)
TEL 015-572-2290
0155-24-2290(帯広事務所)
FAX 015-572-4688
0155-24-2296(帯広事務所)
HP http://aksk.co.jp/
E-mail info@aksk.co.jp

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