2011年10月21日
国交省の第3次補正予算決定で住宅エコポイントが復活
本日、平成23年度第3次補正予算が閣議決定されました。
国土交通省分だけで1兆2448億円もあります。
住宅に関係する内容は、以下の2つです。
1.住宅版エコポイントが復活。最大で新築15万ポイント、リフォーム45万ポイント
2.フラット35Sの金利優遇幅拡大タイプが復活。ただし、優遇期間と優遇幅は縮小
1.ですが、木造住宅の新築は次世代省エネ基準をクリアしていればOKですので、以前と基準
は変わっていないようです。ただし、以前は30万ポイントだったのが15万ポイントと半分になります。
一方で、リフォームは従来と同じ30万ポイントが限度ですが、耐震改修を行った場合は、別枠で
15万ポイントが加算されますので最大45万ポイントとなります。これは結構大きいですね。
なお、住宅版エコポイントは、1年間を予定していますが、いつからスタートするかは「調整中」と
なっています。速く決まって欲しいですね。
2.は、9月30日で惜しまれながら終了した「フラット35S」が復活したものです。「省エネルギー性
にすぐれた住宅」の場合、金利の優遇幅が若干縮小され、以前の1.0%から0.7%になりました。
なお、東北の被災地では優遇幅は従来どおり1.0%となります。また、金利優遇期間が従来の
10年から5年に縮小されています。
従 来 当初10年間1.0%金利優遇
今 回 当初5年間0.7%金利優遇
6年目から10年目までは、0.3%金利優遇(長期優良住宅等は20年目まで)となります。
実施期間は1年間を予定しています。
なお、省エネルギー性以外の要件を満たすフラット35Sの金利優遇幅は当初10年が0.3%ですが、
平成24年4月からは、優遇期間を当初5年間(長期優良住宅等は10年間)に限定する見込みです。
詳しくは こちら をご覧下さい。
(K)
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(2011年10月21日 15:01)トラックバック(0)
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