2011年04月19日
木造よりも壊れたRC造
東日本大震災で津波を免れた内陸部では、屋根瓦の落下や外装材の脱落といった被害にとどまる木造家屋が多かった。しかし、そんな地域でも大きな被害が目立った建物がある。鉄筋コンクリート(RC)造の事務所ビルや庁舎だ。
例えば、震度6強の揺れに見舞われた茨城県笠間市にある市役所笠間支所の庁舎。1階の建物外周にある柱(外柱)や開口部を設けた耐力壁などが軒並みせん断破壊した。
庁舎は応急危険度判定で「危険」とされ、立ち入り禁止に。市は市役所の業務を近くの公民館に移した。
庁舎はRC造3階建てで、1970年ごろに完成した。柱の帯筋は20cm程度の間隔でしか入っていなかった。現行の耐震基準の半分ほどの量だ。
さらに、柱の両側にある垂れ壁や腰壁には、構造スリットを設けていなかった。その結果、柱は十分に変形できず、せん断力が集中して、ぜい性破壊しやすい「短柱」となっていた。
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日経アーキティクチュァーの記事からです、写真がコピー出来なかったのが残念ですが、RCもかなりの被害にあっているようです。木造とりわけ2x4はどうなんでしょうね・・・okamoto
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(2011年4月19日 11:48)トラックバック(0)
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