2011年03月30日
増産体制?JAS国産針葉樹構造用合板の使用を呼びかけている
日本合板工業組合連合会(日合連)は、合板の輸入などで非JAS製品が市場に出回ることに対し、JAS国産針葉樹構造用合板の使用を呼びかけている。3月28日付で会長名での声明を発表した。すでに会員メーカーは増産態勢に入っており、4月になれば供給は戻るとして、取引先などにも冷静な対応を要請している。
被災地の合板工場が震災の影響で一時的に生産・出荷をストップしたことなどから、進行中の物件で工事がとまるなど、大きな影響が出ている。こうした事態に対応するために、一部の事業者では、輸入などで急場をしのごうとするところも出ている。
一方で、秋田プライウッドや、丸玉産業、日新グループなど被災していないメーカーがすでに増産を開始するなど、被災地分の生産をカバーする動きが本格化している。また、被災したセイホクグループでも、品質が確認できた在庫品から出荷を再開するなど、被災地でも出荷・生産を再開するメーカー・工場が増えている。仮設住宅の建設状況にもよるが、輸入品が国内に入ってくる6月くらいからは余剰となる可能性もある。
日合連では、シックハウス問題などの観点からも「低品質な非JAS合板などの使用を控え、JAS国産針葉樹構造用合板(F☆☆☆☆)をして欲しい」としている。
| コメント(0) | トラックバック(0)
(2011年3月30日 17:25)トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.tokachi2-4.com/mt/mt-tb.cgi/71
新着記事
月別アーカイブ
- 2019年11月(1)
- 2019年2月(2)
- 2018年10月(6)
- 2018年7月(3)
- 2018年6月(1)
- 2018年5月(1)
- 2018年3月(4)
- 2018年1月(1)
- 2017年12月(1)
- 2017年9月(1)
- 2017年8月(1)
- 2017年6月(1)
- 2017年2月(1)
- 2016年11月(1)
- 2016年9月(2)
- 2016年8月(1)
- 2016年7月(2)
- 2016年5月(2)
- 2016年3月(3)
- 2015年9月(1)
- 2015年7月(2)
- 2015年6月(2)
- 2015年5月(1)
- 2015年1月(1)
- 2014年10月(1)
- 2014年8月(1)
- 2014年6月(1)
- 2014年5月(1)
- 2014年4月(1)
- 2014年2月(2)
- 2014年1月(3)
- 2013年12月(2)
- 2013年10月(2)
- 2013年9月(4)
- 2013年8月(3)
- 2013年7月(4)
- 2013年6月(6)
- 2013年5月(1)
- 2013年4月(3)
- 2013年3月(3)
- 2013年2月(4)
- 2013年1月(4)
- 2012年12月(1)
- 2012年11月(4)
- 2012年10月(5)
- 2012年9月(2)
- 2012年8月(8)
- 2012年7月(6)
- 2012年6月(6)
- 2012年5月(3)
- 2012年4月(7)
- 2012年3月(2)
- 2012年2月(5)
- 2012年1月(4)
- 2011年12月(4)
- 2011年11月(2)
- 2011年10月(5)
- 2011年9月(8)
- 2011年8月(4)
- 2011年7月(2)
- 2011年6月(5)
- 2011年5月(5)
- 2011年4月(13)
- 2011年3月(14)
- 2011年2月(7)
- 2011年1月(4)
- 2010年12月(3)
- 2010年11月(5)
- 2010年10月(3)
- 2010年9月(8)
- 2010年8月(3)
- 2010年6月(1)
- 2010年4月(3)
- 2010年3月(1)
- 2010年2月(8)
- 2010年1月(2)
コメントする