十勝2×4協会

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十勝型パッシブハウス ヒューノンホーム

社長インタビュー

事務所の前で。田中大裕さんと奥さま・有希さん
事務所の前で。田中大裕さんと奥さま・有希さん
最近市内に完成したパッシブデザイン住宅は、なんと貸家!
最近市内に完成したパッシブデザイン住宅は、なんと貸家!
昨年完成した十勝型パッシブハウス
昨年完成した十勝型パッシブハウス
太陽光パネル付きカーポートという斬新な発想の家
太陽光パネル付きカーポートという斬新な発想の家
田中社長が自ら太陽光パネルを施工するので安心
田中社長が自ら太陽光パネルを施工するので安心
壁紙の選択1つで、外にいるようなオープンな気分を味わえる
壁紙の選択1つで、外にいるようなオープンな気分を味わえる

「ヒューノンホーム」という印象的な社名は、自然エネルギーを利用して、家計や地球環境に優しい住まいを造り、家庭も暖かくするような幸せのある家にしたいという願いがこめられているそうです。代表の田中大裕さんに、家づくりのこだわりについて聞きました。

新しい会社だそうですが、設立までの経緯は?

道南出身ですが、縁あって十勝で大工技術について学び、ツーバイフォーを得意とする地元会社に入りました。何年か修行した後に転職し、店舗の設備工事などを手がける会社に入ります。この会社で電気工事など、いろんな仕事をこなしました。さらに、別の会社の住宅部門に入って1人で住宅部門を切り盛りしました。自分が現場に入り、フレーマー(ツーバイフォーの大工)としても働きました。

その頃から忙しい私を気遣って家内も現場を手伝うようになります。今のような家づくりを始めたのは、家内の「せっかく家を建てても光熱費がたくさんかかるのはバカらしいよね」という言葉がきっかけでした。

2010年9月に独立し、ヒューノンホームを創業しました。順調にお仕事をいただき、おかげさまで今年からは大工が1人入り、施工体制も整ってきたと思います。

現在はゼロエネ住宅に取り組んでいるそうですね

十勝は他に比べて地場工務店が強い地域ですが、それでも大手メーカーが次々と進出してくるなど、激しい競争があります。

その中で規模の小さな工務店が生き残り、またお客さまに信頼していただくために、わかりやすい指標で消費者にご判断していただくことが必要だと考えました。その1つが「トップランナー基準のクリア」でした。これは住宅の省エネ基準よりもさらに厳しいものですが、ヒューノンホームは数年前にこの基準をクリアしました。

また、気密性能(C値)の測定は、当協会に入会する前から全ての住宅で行っています。こうした実測値の性能公表も必要だと考えています。

さらに上のレベルを目ざそうと次に取り組んだのが「ゼロエネルギー住宅」です。国の省エネ基準の2倍近い断熱性能に加え、7.2kWと通常の2倍近い大容量の太陽光パネルを装備することで、年間の光熱費の支払いをゼロにしようという住宅です。断熱厚がかなり必要になりますが、分厚いツーバイシックス(2×6)材を使うため、付加断熱工事もしやすくなります。

ゼロエネ住宅作りで役に立つのが電気工事の経験です。太陽光パネルの設置は、通常電気工事会社や屋根工事会社が行います。それだけ専門的な技術や資格が必要だからです。私は過去の経験を生かして、国内最大手を始めとする太陽光パネルメーカー7社の工事者資格を取得することができました。こうした工事を外部に発注しなくても良いので工事費が安くなりますし、後々のメンテナンスも自社でできます。


これからどんな家づくりに取り組んでいきたいですか?

現在はパッシブデザインと呼ばれる設計手法を採り入れ、「十勝型パッシブハウス」と名付けて推進しています。自然エネルギーをうまく採り入れることで消費エネルギーを減らそうという考え方です。パッシブハウスの設計に必要な「省エネ建築診断士」の資格も持っています。北海道で2013年5月現在10名、十勝では私だけだそうです。

たとえば最近増えている熱交換換気システムを採用する際、「アースチューブ」というパッシブ手法で運転効率を高めています。熱交換換気システムは冬の室温を下げずに換気できますが、十勝のように気温が極端に下がると機械が凍り付くなどのトラブルが起きる可能性があります。

アースチューブは、新鮮な空気をダクトで地下に導き、地中熱でプラス温度まで暖めてから換気システムに取り入れることでトラブルを防止します。夏は暑い空気が地中で冷やされるなど、年中快適な環境を自然の力で実現できます。これに加え、ゼロエネ住宅のような高い断熱・気密性能をベースにすると、今までの重装備の暖房が必要なくなります。

最近お引き渡しした住宅では、1階と2階にエアコン1台ずつ、合計2台で通常の暖房をまかなっています。さらに室内に暖房器が必要ない新しい蓄熱暖房を組み合わせており、真冬の極寒時にも室温を安定させることができます。

十勝は大地震が起きやすい地域なので、いざというときでも安心できる家づくりを念頭に置いています。たとえば、地震の揺れを大きく吸収する「SSダンパー」を設置し、暖房も給湯も比較的復旧が早い電気をお勧めしています。エコキュートやエアコンなど、ヒートポンプと呼ばれる省エネタイプの製品が十勝のほぼ全域で使えますのでランニングコストも安心です。

今後はこうした個々の技術やノウハウを組み合わせ、災害時でも電気がふだん通り使える安心して暮らせる家づくりに取り組んでいきたいですね。

会社情報

企業データ 2010年創業
社内体制 社長、従業員2名
過去の実績 8棟
過去3年間 3戸程度
社名 株式会社ヒューノンホーム
住所 〒080-2471
帯広市西21条南3丁目34番地14
TEL 0155-35-0684
FAX 0155-67-4493
HP http://www.hyunon-home.com/
E-mail info@hyunon-home.com

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